電車大好き!子鉄さんにおくる感情力を育てる絵本 [絵本]
我が子は筋金入りの子鉄です。
歩けない頃から電車が大好きで、指差しの頃も電車が通ると大興奮しながら指差ししてました。
1歳半を過ぎた辺りからは、電車の名前を覚え始めました。
色んな電車も見に行きました。
新幹線は言わずもがな。
関西に旅行に行った時には、子供に大人気の「ラピート」も見に行きました。
目にした瞬間、飛び上がって喜んで側に駆けていったのは、私も忘れられない思い出です。
とある誕生日は、電車が見えるレストランでご飯を食べたことも。
でも、電車に乗るのと見るのとは別なようで、電車に乗っているとつまらないらしいですね。
その車体をみたいようで。
そんな電車好きな我が子が、毎日のように読んでという絵本の一つが、このシリーズです。
視覚デザイン研究所というところが出している、のりものえほんシリーズ。
この絵本は、主人公が乗る電車は大抵架空の電車です。
しかし、本物の電車も沢山出てきます。
「ほしぞらでんしゃ りゅうせいごう」より
これは何の電車だ、これは○○だ、と言いながら、探すのが楽しいページが並んでいます。
とても細かい描写が多いです。
「いこうよ ともだち でんしゃ」より
電車以外の街の風景に、色んな仕掛けがあり、子供達はそれを探して楽しんでいます。
文字数として多い方ではないのです。でも、この「これは何だ?」という発見が楽しくて、読み始めるととても長いんです。
たとえば、「ほしぞら でんしゃ りゅうせいごう」では、すべてのページに星座の絵が隠れています。
これが結構、自然な描かれ方で探すのが大変!
「いこうよ ともだち でんしゃ」では、おとぎ話の主人公たちが隠れていたり
「わくわく でんしゃ しゅっぱつ」には、色々な動物が隠れています。
どの絵本も、電車が進むにつれて、周りの景色が変わっていき、その風景にある物語がたくさん描かれているんです。
この絵本を企画している視覚デザイン研究所は、「感情力」を育てることをテーマに絵本を出しています。
乱暴にまとめてしまうと、EQを高めるために設計された絵本なんです。
視覚デザイン研究所のレポート(HP)を見ると、感情力=共感力(EQ)が生涯の幸せを決める最も大きな要素の一つだとあります。
一部の論文では、IQよりも大事だとする発表もあるようですね。
そのため、この絵本には細かな描写の中に、嬉しいものも悲しいものも色んな感情のある場面がちりばめられているんですね。
確かに、この絵本を読んでいる時の子供の食いつき方は、他とは違うように思います。
本当にこの絵本で感情力が育つのか
そして感情力が生涯の幸せを決めるのか
それを実感できるのは、残念ながら子供自身になるので答えは出ません。
でも「楽しい!」を引き出せる絵本という点では、確実におすすめいたします。
歩けない頃から電車が大好きで、指差しの頃も電車が通ると大興奮しながら指差ししてました。
1歳半を過ぎた辺りからは、電車の名前を覚え始めました。
色んな電車も見に行きました。
新幹線は言わずもがな。
関西に旅行に行った時には、子供に大人気の「ラピート」も見に行きました。
目にした瞬間、飛び上がって喜んで側に駆けていったのは、私も忘れられない思い出です。
とある誕生日は、電車が見えるレストランでご飯を食べたことも。
でも、電車に乗るのと見るのとは別なようで、電車に乗っているとつまらないらしいですね。
その車体をみたいようで。
そんな電車好きな我が子が、毎日のように読んでという絵本の一つが、このシリーズです。
視覚デザイン研究所というところが出している、のりものえほんシリーズ。
この絵本は、主人公が乗る電車は大抵架空の電車です。
しかし、本物の電車も沢山出てきます。
「ほしぞらでんしゃ りゅうせいごう」より
これは何の電車だ、これは○○だ、と言いながら、探すのが楽しいページが並んでいます。
とても細かい描写が多いです。
「いこうよ ともだち でんしゃ」より
電車以外の街の風景に、色んな仕掛けがあり、子供達はそれを探して楽しんでいます。
文字数として多い方ではないのです。でも、この「これは何だ?」という発見が楽しくて、読み始めるととても長いんです。
たとえば、「ほしぞら でんしゃ りゅうせいごう」では、すべてのページに星座の絵が隠れています。
これが結構、自然な描かれ方で探すのが大変!
「いこうよ ともだち でんしゃ」では、おとぎ話の主人公たちが隠れていたり
「わくわく でんしゃ しゅっぱつ」には、色々な動物が隠れています。
どの絵本も、電車が進むにつれて、周りの景色が変わっていき、その風景にある物語がたくさん描かれているんです。
この絵本を企画している視覚デザイン研究所は、「感情力」を育てることをテーマに絵本を出しています。
乱暴にまとめてしまうと、EQを高めるために設計された絵本なんです。
視覚デザイン研究所のレポート(HP)を見ると、感情力=共感力(EQ)が生涯の幸せを決める最も大きな要素の一つだとあります。
一部の論文では、IQよりも大事だとする発表もあるようですね。
そのため、この絵本には細かな描写の中に、嬉しいものも悲しいものも色んな感情のある場面がちりばめられているんですね。
確かに、この絵本を読んでいる時の子供の食いつき方は、他とは違うように思います。
本当にこの絵本で感情力が育つのか
そして感情力が生涯の幸せを決めるのか
それを実感できるのは、残念ながら子供自身になるので答えは出ません。
でも「楽しい!」を引き出せる絵本という点では、確実におすすめいたします。
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考えるな、感じるんだ!な絵本 [絵本]
昨日に引き続き、絵本のお話です。
今日は、絵本の紹介。
「考えるな、感じるんだ!」の世界です。
「いろいろのほん」
白い紙に一点だけ灰色の丸。
それも綺麗に塗られた丸でもなく、指紋くっきりにペタリと付けられた感じの丸から始まります。
「この おへそを ぽんと たたいてごらん」
子供は喜んで灰色の丸をポチり。
次のページでは、筆でペタペタと色んな色が、点とも線ともつかないテキトーさで描かれています。
「やってきたぞ!でも はじめてだから みんな はずかしがってる。もういちど ぽん」
そう、この絵本は色で「遊ぶ」絵本なんです。
なのに、色についても遊びながら感覚的に知ることができます。
例えば
見開きページに、片方は赤と黄色と青の丸がのせられて、もう片方は黄色だけが書かれたページがあります。
「ゆびに あおを つけて・・・ それから きいろを なでる」
次のページを開くと、黄色は緑に変身!
この絵本が素敵なのは、完全に黄色から緑に変わるのではなく、テキトーに混ぜた感じに描かれていること。
だから、緑は所々が綺麗に混じっていないために、黄色と青が垣間見えて、「混ぜた」という感覚が感じられるようになっているんです。
他にもご紹介すると
見開きの片方は黄色の丸、もう片方は赤の丸。
「この ほんを ぱたんと とじちゃおう、ふたつの いろが キスするかな?」
次のページを開くと
たっぷりに塗られた絵の具が混ざり合ってオレンジ色になります。勢いよく閉じたとわかるように絵の具が飛び散っていたりもします。
この絵本を読み終わると、必ず同じことをしたくなってしまう!
上手く説明できなくて悔しいなあ。
できれば、本屋や図書館で開いてみてほしい本です。
親からしたら、絵の具で遊ばせるのは準備がいるし、自分に余裕がないと厳しかったりします。
でも、色を感じさせてあげるのは教育上もとても良いはず。
絵の具は毎日はさせてあげられないけれど、我が家はこの絵本で色を楽しんでいます。
我が子は終始ニヤニヤしていますので。
この絵本の作者さんは海外の方なんですが、他にも作品があるそうです。
買う機会があったら、その時はまたアップしますね。
今日は、絵本の紹介。
「考えるな、感じるんだ!」の世界です。
「いろいろのほん」
白い紙に一点だけ灰色の丸。
それも綺麗に塗られた丸でもなく、指紋くっきりにペタリと付けられた感じの丸から始まります。
「この おへそを ぽんと たたいてごらん」
子供は喜んで灰色の丸をポチり。
次のページでは、筆でペタペタと色んな色が、点とも線ともつかないテキトーさで描かれています。
「やってきたぞ!でも はじめてだから みんな はずかしがってる。もういちど ぽん」
そう、この絵本は色で「遊ぶ」絵本なんです。
なのに、色についても遊びながら感覚的に知ることができます。
例えば
見開きページに、片方は赤と黄色と青の丸がのせられて、もう片方は黄色だけが書かれたページがあります。
「ゆびに あおを つけて・・・ それから きいろを なでる」
次のページを開くと、黄色は緑に変身!
この絵本が素敵なのは、完全に黄色から緑に変わるのではなく、テキトーに混ぜた感じに描かれていること。
だから、緑は所々が綺麗に混じっていないために、黄色と青が垣間見えて、「混ぜた」という感覚が感じられるようになっているんです。
他にもご紹介すると
見開きの片方は黄色の丸、もう片方は赤の丸。
「この ほんを ぱたんと とじちゃおう、ふたつの いろが キスするかな?」
次のページを開くと
たっぷりに塗られた絵の具が混ざり合ってオレンジ色になります。勢いよく閉じたとわかるように絵の具が飛び散っていたりもします。
この絵本を読み終わると、必ず同じことをしたくなってしまう!
上手く説明できなくて悔しいなあ。
できれば、本屋や図書館で開いてみてほしい本です。
親からしたら、絵の具で遊ばせるのは準備がいるし、自分に余裕がないと厳しかったりします。
でも、色を感じさせてあげるのは教育上もとても良いはず。
絵の具は毎日はさせてあげられないけれど、我が家はこの絵本で色を楽しんでいます。
我が子は終始ニヤニヤしていますので。
この絵本の作者さんは海外の方なんですが、他にも作品があるそうです。
買う機会があったら、その時はまたアップしますね。
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